[2010.06.15]エコツアーカフェぎふ美濃01
ゲスト:くりこま高原自然学校代表 佐々木豊志氏
岐阜市に「まちかど情報ステーション美濃俵町町屋」がオープン! 「エコツアーカフェぎふ美濃」がスタートします。第1回目のカフェはくりこま高原自然学校代表の佐々木豊志さん。震災で被害を受けた地域復興の2年間の取り組みを報告していただきます。
「まちかど情報ステーション 美濃俵町町屋」は、日本エコツーリズムセンターの支部としての役割も担うところ。「エコツアーカフェぎふ美濃」の活動も行い、地域にとって有益な話題や地域を学ぶ機会を提供したいと考えています。
記念すべき第1回目のカフェのゲストである佐々木豊志さんは、宮城県栗原市栗駒にあるくりこま高原自然学校の代表。くりこま高原自然学校では豊かな自然に囲まれた中で、野外教育や森のようちえん、エコツアーなどを提供しています。
しかし、2008年6月14日に、岩手県を震源としたマグニチュード6強の大きな地震(岩手・宮城内陸地震)で、耕英地区にある自然学校は甚大な被害を受けました。全住民が山から避難を余儀なくされた耕英地区は、先日やっと山に戻ることができました。震災で被害を受けた地域の取り組みを、復興にかけた2年間の取り組みとともに報告していただきます。
震災を経験した方にしかわからない、地域と行政の取り組みを聞くことから、地域との連携、新しく生まれたアイデアや視点などを、私たちの地域でできることを考える機会にしましょう。
「エコツアーカフェぎふ美濃」にお気軽にお誘い合わせのうえ、おいでください。お待ちしています。
【ささきとよし】1995年4月自分流自然学校開設のため独立。「くりこま高原自然学校」主宰。筑波大学で野外運動を学び、国内外のキャンプの指導、運営にあたる。自然と人情豊な東北で生まれ育ち、たくさんの自然体験を通じて成長。少年時代の深い自然体験と学生時代に学んだ野外教育から「いつか東北に帰って自分流の自然体験の場を提供しよう」と決意。1996年東京での生活にピリオドを打ち家族と共に東北に帰る。 東北のど真ん中、栗駒山のブナの原生林に囲まれて、若いスタッフと寄宿生と共に生活を創造しながら、自然と共存する生き方を実践。人間がコントロールできない自然から享受するたくさんの本物の豊かさに感謝して活動し、多くの方と自然体験活動を通して未来に向けてあるべき生き方を考えたいと日々思う。
地震の被害にあったくりこま高原自然学校
ゲストの佐々木豊志氏
地震で寸断された道路
子供たちを集めて行った「冬のくりこま冒険塾」
★エコツアーカフェぎふ美濃★
震災から復興へ 宮城県くりこま高原自然学校と地域の取り組み
【ゲストスピーカー】佐々木豊志氏(くりこま高原自然学校代表)
【日 時】6月15日(火)18:00~19:00
【参加費】200円(飲み物付)
【場 所】まちかど情報ステーション 美濃俵町町屋(旧ふくべや)
岐阜県美濃市俵町2122
【お問い合わせ】まちかど情報ステーション 美濃俵町町屋
TEL&FAX:0575-46-9232