[2013.8.28]エコツアーカフェぎふ美濃20
東日本大震災から2年半が過ぎた被災地では、「忘れられるのが怖い」「被災地の今を見に来てほしい」と地元の方が語られている。震災復興支援グループえがおのたね代表の犀川さんをお迎えして目に見える問題、目には見えない葛藤について伺います。
2011年3月11日に発生した東日本大震災。 震災から2年半が過ぎた被災地では、「忘れられるのが怖い」「被災地の今を見に来てほしい」と地元の方が語られます。
海と共に暮らしてきた唐桑では、これからも海と生きていくためにどうするのか、本当に10mの防潮堤は必要なのか、高台移転は、被害の差によるコミュニティの分断など、旅行者が通り過ぎるだけでは決して知ることの出来ないさまざまな問題を抱えているといいます。
この報告会は、震災後のある一つの町「気仙沼市唐桑町」に起きた震災の状況、復興の状況そして震災から2年以上経った今起きている、目に見える問題、目には見えない葛藤について、現地でボランティア活動を続けている犀川さんから直接話を伺います。
犀川さんは、代表をつとめる活動団体“えがおのたね”での活動を「2011年3月11日の東日本大震災で被災した地域の人たちを主役とし、私たちは黒衣のような存在。その人たちから出てくる声を受け取り、必要なところを補い、自立のきっかけとなる種を蒔き、笑顔に繋がる活動に取り組んでいます。 震災以降、気仙沼市唐桑町にボランティアに来て支援活動を行う中で地域の人たちと出会い、これからも何かお手伝いできる事があればと集まった人たちで「えがおのたね」の活動を進めております。 これから長期支援として、地元の人たちとの繋がりを大切に、その人たちの声を聞き、現実に立ち向かう現地の人たちの自立に寄り添う活動をしたいと思っています」と語ります。
震災そして東北に移り住んで3年目だからこその思いをぜひお聞きください。
【さいかわゆかり】大阪府高石市出身。震災復興支援グループ“えがおのたね”代表。2011年夏以降、気仙沼市唐桑で東日本大震災によるコミニティの分断という現実に立ち向かう現地の人たちの自立に寄り添う活動を、現地のユースホステルに住み込みで手伝いながら続けている。唐桑では「さいちゃん」と呼ばれ地元のお父さんやお母さんから愛されている。
★エコツアーカフェぎふ美濃★
「気仙沼市唐桑の2年半そして・・・震災復興支援グループえがおのたね代表犀川さんを迎えて」
【ゲストスピーカー】犀川由香利(震災復興支援グループえがおのたね代表)
【日 時】2013年8月28日(水)18:30~20:00ごろまで
【参加費】200円(飲み物代含む)
【場 所】まちかど情報ステーション 美濃俵町町屋(旧ふくべや)
岐阜県美濃市俵町2122
【お問い合わせ】まちかど情報ステーション 美濃俵町町屋
TEL&FAX:0575-46-9232
E-mail:eco@odss.co.jp