[2010.04.14]エコツアーカフェ神戸18
ゲスト:橋本憲一郎氏
今回のゲストは、NPOパーマカルチャー関西の橋本憲一郎さんです。
パーマカルチャーとは、人間にとっての恒久的持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系のこと。
橋本さんがパーマカルチャーに出会うまでの旅のお話や、パーマカルチャーに託す思いなどをお話していただきます。
皆様のご参加、お待ちしております!
【はしもとけんいちろう】NPOパーマカルチャー関西 代表
1977、兵庫県生まれ。新しい自分と新しい人々との出会いに惹かれ各地を旅する。より良い生き方への道は自然と先住民文化の中にあると思いアメリカや北海道を放浪、そこで出会った人々と自然、自分自身に強い影響を受ける。その後、造園業に従事しながらパーマカルチャーを学ぶ。
2009よりNPOパーマカルチャー関西代表。現在、神戸市北区淡河町に新しく事務所を構え、パーマカルチャーのモデルサイトとすべく日々奮闘中。
当日は、参加者の方に「今の自分の気持ち」と「パーマカルチャーのイメージ」の色を紙にぬっていただき、今日集まった人がどんな人かを共有しました。会社帰りの方で、気持ちはちょっとブルーという方が多かったような。。。。?
そしてパーマカルチャーのイメージは、緑や土といった自然の色が多かったようです。
リラックスした気持ちになるようにと、ラグの上にみんなで輪になって座りました。
子供の頃の出来事がきっかけで、外界と自分とのつながりが感じられなくなってしまったという橋本さんは、アメリカや北海道など、「ネイティブ」が住む土地を旅するようになったそうです。そこで感じたのは、自然のすごさと怖さ、人間の強さ。そして、工夫して生きることの楽しさ。はるかかなたに見える地平線を見て、感動と同時にその広さに怖さすら感じたそうです。
パーマカルチャーは、「パーマネント(永続性)」と「カルチャー(文化)」の造語。直訳すると、「永続性のある文化」ですが、もっと根底にある考え方は、「工夫して生きること」や「捨てない生活」。捨てるものにも役割がないか、工夫してみること。 それは、どんな世界のどんな生活にも応用できることで、今現代の都市に生きている中でも出来ることは沢山あるということでした。
最後にもう一度参加者の方に「パーマカルチャーに期待すること」の色をぬっていただきましたが、今度は黒や白や様々な色が混じった色が多く、それぞれの答えを見いだしていました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
★エコツアーカフェ in 神戸★
「旅の途中 -パーマカルチャーという生き方-」
【ゲストスピーカー】 橋本憲一郎(NPOパーマカルチャー関西代表)
【日時】2010年4月14日(水)18:30-20:00
【参加費】500円(飲み物付)
【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター
TEL:03-6457-3952 Fax:03-6457-3951