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[2014.5.23]エコツアーカフェTOKYO69

インドネシアの魅力と課題を知ろう!

イスラムの国 スマトラの森とロンボクの海を守る

環境教育とエコツアーでバクと虎もニッコリ

イスラム教徒が90%以上を占めるインドネシアは、多様な民族の集合体です。近年目覚ましく成長を遂げていますが、その裏で、減少し続ける熱帯林、増え続けるゴミにあふれる観光地など、放ってはおけない現実があります。 NPO法人ゆいツール開発工房は、スマトラ島では森を守りながら豊かになる道を地元住民とともに探り、ロンボク島ではごみを減らして環境を守る意識を持ってもらうための活動を行っています。森や海やエコツアーに関心のある方、ぜひご参加ください!

 

スマトラ島は日本列島より大きな島で、スマトラトラやスマトラゾウ、マレーバク、スマトラサイなど、絶滅に瀕した哺乳類が暮らしています。しかし、広大な熱帯林はアブラヤシや紙パルプのためのプランテーションに姿を変え、かろうじて残っている国立公園の森でさえも、長く森とともに暮らしてきた先住民/地域住民らの手によって、切り開かれようとしています。

 

彼らにとって当たり前の森は、実はとても価値があるものなんだよ、というメッセージを伝えるために、ゆいツールは昨年度環境教育プログラムを開発しました。そして、豊かになりたいと願う彼らとともに森を守りながら豊かになる道を探っています。エコツーリズムを発展させよう、有機肥料を使った野菜作りにチャレンジしよう、など、スマトラ島中部のリアウ州でローカルNGOとともに活動しています。

 

一方、ロンボク島はバリ島の隣の島で、面積は和歌山県とほぼ同じ(4,725 km²)で、約270万人の人が暮らしています。バリ島に比べて、まだまだ観光地化は進んでいませんが、それでも住民が捨てるごみが川や海に溢れ出しています。ここでは、行政担当者や学校の先生の協力を得ながら、ごみについて考えるプログラムを開発中です。海がきれいで、サーファーが多く訪れるロンボク島。将来、エコツアーがもっと盛んに行われるように、ごみを減らしていきたいと考えています。

 

 

 

ナバ

[やまもと・かおり]

ゆいツール開発工房1974年生まれ。北海道酪農学園大学の酪農学科を卒業後、国営公園を管理する財団に入団。その後、東京環境工科専門学校で環境保全を学ぶ。日本や世界の森林問題に関心が高く、インドネシア・スマトラ島リアウ州へのエコツアーを2003年より不定期に実施している。環境省の環境学習施設「ストップおんだん館」で約6年半インタープリターとして働いた後、2010年10月に、ゆいツール開発工房(ラボ)を立ち上げた。近いうちに、ロンボク島へ移住する予定。

■開催の様子■

 

 

参 加 者 の 声
  • 今まで気にすることもなかったので、他の国では問題になっていることを知る機会となり、とても為になりました。

     

  • 実情が生生しく感じられまいした。とても大事な活動だと思います。行動のは本当に素晴らしいです。大変な活動だと思いますが頑張って下さい。

     

 

エコセンProject04

 

★エコツアーカフェTOKYO★

イスラムの国 スマトラの森とロンボクの海を守る   環境教育とエコツアーでバクと虎もニッコリ

 

【ゲストスピーカー】山本かおり氏(NPO法人 ゆいツール開発工房)

【日時】2014年5月23日(金)19:00-20:30

【参加費】500円(飲み物付)

【場所】モンベルクラブ 渋谷店 5F

    東京都渋谷区宇田川町11番5号 モンベル渋谷ビル

    *モンベルクラブ 渋谷店は渋谷東急ハンズ向かいにあります。

 


より大きな地図で エコツアーカフェTOKYOを見る

 

【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター

TEL:03-5834-7966 FAX:03-5834-7972

【お申込み】下記のお申込みフォームまたは電話、ファックスでお名前、メールアドレス、ご連絡先電話番号を日本エコツーリズムセンター事務局にお知らせください。エコツアーカフェ終了後は食事をしながらの懇親会もあります(実費)。

 

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