[2010.10.24〜26]野生動物インタープリター研修会
ありそうでなかった野生動物をテーマにしたインタプリター研修を実施します。
野生動物をテーマにしたエコツアー・環境教育プログラムは見ることがメインになりがち。
しかし、本来のねらいを考えれば、動物が見られなくても参加者に満足してもらったり、ねらいを達成したりできるはずです。そのようなプログラムを計画し、運営する手法が身につく研修を実施します。
現役ガイドさんはもちろん、ガイドを目指している方、ガイドではないけど野生動物に興味のある方にもおすすめです。学生も歓迎です。
みなさまのご参加をお待ちしています。
主任講師の小林毅さん
アイスブレイクも動物ネタです
動物ウォッチングを実体験。ムササビを探しにでかけます。
じっと待っていたらあきらめたころに、かわいいムササビが巣から飛び立つ姿が見られました!
田畑伊織さんに野生動物ウォッチングのコツを教わります。
昆虫もいました
夜の時間もグループディスカッションで盛り上がりました。
各自で作成した野生動物ウォッチングエコツアーを発表。
エコツアーをつくるときのポイントを広瀬敏通さんが語ります。
奥多摩も獣害の被害が深刻です。ネットの中で耕作します。
ウォッチングの途中で、ナンバリングされたアサヒマダラをみつけました。
野生動物インタープリター研修会
【日 時】2010年10月24日(日)〜26日(火)2泊3日
【場 所】山のふるさと村ビジターセンター(東京・奥多摩)
【参加費】エコセン会員:20,000円、一般:22,000円
(2泊6食、保険代込み。現地までの交通費、交流会費は含みません)
【主 催】NPO法人日本エコツーリズムセンター
※この研修は平成22年度日本郵便の動物愛護寄付金の助成を受けて実施しています。
【申込み】下記の申込フォームよりお申し込みください。
講習内容
【1日目・10/24】(13:00開講)
・目的の共有化(野生動物ウォッチングの必要性、課題、研修の意図など)
・アイスブレイク~インタープリテーション入門
・野生動物ウォッチングとは(直接観察で楽しめることは何?/伝えたいことは何?/そのための伝え方のコツは?)【ディスカッション方式】
・野生動物観察(ムササビウォッチング、ライトセンサスなど)【野外で体験】
・野生動物ウォッチングの事例紹介
【2日目・10/25】
・野生動物ウォッチング(あるいはプログラム化されたもの)の体験(現場でのリスクマネジメントも)【野外で体験】
・野生動物ウォッチングのためのフィールドワーク入門【実習形式】
・地域の野生動物の現状/動物と人との付き合い方(保護・共生のあり方・スタンスについて外来生物に関して、生物多様性に関して、野生動物による農作物被害など)
・プログラムデザイン(各自、野生動物ウォッチングのプログラム計画をしてみる)
【3日目・10/26】
・プログラム案の発表~ディスカッション(プログラムのねらい・大切にしたい視点など)
・安全管理について
・野生動物ウォッチングで伝えたいこと
(15:00閉講)
講師
小林毅 |
(財)日本自然保護協会主任研究員、(株)自然教育研究センター代表などを経て、現職。一環してビジターセンターのインタープリテーション、インタープリターの養成を手がけてきた。野生動物を素材としたエコツーリズムを国内外で実施。
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広瀬敏通 |
日本の自然学校3000校の最初の一校であるホールアース自然学校設立者。日本におけるエコツーリズムの実践と研究では第一人者として知られ、全国のエコツアー前線で長年、仕組みづくりや人材育成を担ってきた。
[ホールアース自然学校会長/日本エコツーリズムセンター代表理事] |