[2015.7.7]ニッポン・グリーン・ツーリズム2015 東京セミナー
インバウンド受入れの鍵は、地域を一体にする着地型観光のマネジメント
【満員御礼】定員に達しました。
国内でいち早く地域を一体にするマネジメントに取り組まれた事例報告をはじめ、今後外国人旅行者を受入れるにあたってのポイントを各地の実践者・有識者から伺います。このプロジェクトは農林水産省都市農村共生・対流総合対策交付金共生・対流促進計画(広域ネットワーク推進対策)外国人旅行者向けの受入体制の構築事業として実施します。
地域でインバウンドを受入れるには、地域独自の体験のみならず、地域全体で魅力を打ち出すコンセプトを明確に持つことや、地域内をつなぎ持続的に経営していくマネジメント力の重要性が見えてきました。DMO(Destination Management Organization)と呼ばれる地域全体をマネジメントする組織や機能をいかに地域で育んでいくかが求められていると受け止めています。セミナーでは、国内でもいち早く地域を一体にする着地型観光のマネジメントに取り組んでこられた事例をはじめ、今後外国人旅行者を受入れるにあたって留意すべきこと、取り組むべきことを、実践されてきた講師等からうかがいます。
【日 時】2015年7月7日(火)10:00〜16:30 9:30受付開始
【スケジュール】(予定)
9:30 開場・受付開始
10:00 開演/第1部◎基調講演
12:20 昼休憩*昼食、飲料などはご自身でご用意ください。会場での食事は禁止となっております。
13:20 第2部◎パネルディスカッション
【会 場】 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 416室
151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1 [地図] 小田急線「参宮橋」駅より徒歩約7分
【参加費】無料(定員・先着100名)
★セミナーの対象者◎グリーンツーリズムに取り組む自治体、地域協議会、観光協会、宿泊体験施設、NPO団体
◎地域おこし協力隊員
など、現在グリーンツーリズムに関わる事業を企画・実施・コーディネートし、現在または今後、インバウンド受入を行ないたい団体・個人の皆さまです。
(写真)昨年度同事業モニターツアーの様子です。
増加の伸びが著しいインバウンドの現状について、日本政府観光局(JNTO)より最新の状況と傾向をうかがいます。加えて、日本を訪れる外国人が何を求めて各地を旅しているか、『日本人だけが知らない「ニッポン」の観光地』著者・水津陽子さんに詳しく事情をうかがいます。
◎地域一体のグリーン・ツーリズム受入マネジメント事例から学ぶ地域を一体にするグリーン・ツーリズムの受入をマネジメントしてきた、長野県・信州いいやま観光局の柴田さほり氏、北海道宝島トラベルの鈴木宏一郎氏を講師に、先進事例の実際をうかがいます。
【お問合せ】日本エコツーリズムセンター
TEL:03-5834-7966 Fax:03-5834-7972
合同会社フォーティR&C代表/経営コンサルタント
「日本人だけが知らない「ニッポン」の観光地」著者
[すいづ ようこ]地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、コンサルティング、調査研究、執筆などを行っている。
一般社団法人信州いいやま観光局 営業企画課課長補佐兼統括係長
[しばた さほり]1978年 愛知県名古屋市生まれ。京都府立大学福祉社会学部卒業。名古屋大学留学生センターにて勤務後、国際こども村(CISV)にボランティアリーダーとして参加。世界中の子供たちとの生活をとおして平和教育に携わる。その後、ワーキングホリデービザを利用してフランスに滞在。帰国後、インバウンド専門の旅行会社にて営業業務(ヨーロッパ、中南米担当)に携わる。2010年10月より農林水産省「田舎で働き隊」研修生と して飯山へ移住。信州いいやま観光局・なべくら高原・森の家勤務開始。2013年より営業企画課配属。
日本政府観光局 海外プロモーション部次長(全体総括及び欧米豪市場担当)
[いよた みゆき]東京都出身。一橋大学法学部第三課程(国際関係)卒業。英国国立ハル大学大学院国際ビジネス法専攻課程修了。1994年国際観光振興会(通称:日本政府観光局、JNTO)に入会。以来、国際コンベンション誘致センター海外誘致部、総務部企画調査課(次世代情報システム業務担当)、海外宣伝部観光情報システム室などを経て、2003年にJNTOロンドン事務所 次長に就任。2008年に海外プロモーション部欧米豪グループマネージャー(欧州担当)に就任。2015年4月、海外プロモーション部次長(全体総括及び欧米豪市場担当)に就任し、現職。
基調講演の水津陽子氏に加えて、話題提供者として青田真樹氏(野生復帰計画)、鈴木宏一郎氏(北海道宝島トラベル)が登場。地域を一体にする力、持続的な着地型観光を地域で育むために、必要なこと、各地での事例、課題などを話し、訪日観光客を受け入れる可能性と展望を探ります。
話題提供.1「京都府美山の取り組みから~地域が地域の魅力に気づくこと」
青田真樹氏(野生復帰計画)[あおた まさき]兵庫県出身。20代は旅と教育の実践を目指して、(財)京都ユースホステル協会へ入職。旅をテーマに経験から学ぶための機会と場作りを青少年を対象に実践。総合旅行業務取扱管理者として旅行業務にも従事。2014年3月に退職し、現在は、京都・美山で株式会社野生復帰計画を中心に活動中。
話題提供.2「北海道宝島トラベルがしていること~インバウンドFIT向けのDMOサービス」
鈴木宏一郎氏(北海道宝島トラベル 代表取締役)[すずき こういちろう]合同会社北海道観光まちづくりセンター 業務執行社員。 1965年北九州生まれ。北海道の体験型観光プログラムの検索予約サイト「北海道体験.com」創業。道内各地で観光まちづくり、インバウンドFIT(個人旅行客)送客を実施。同時に都市観光やレジャーと農村をつなぎ、野菜の収穫体験や農家民宿(ファームイン)などグリーンツーリズムを紹介し、経済面や雇用面など地域にさまざまな波及効果をもたらすことを目指している。観光庁観光地域づくりアドバイザー、北海道グリーンツーリズムネットワーク事務局長、農林水産省 6次産業化ボランタリープランナーも務め、北海道の農山漁村の魅力を国内外に伝えている。
<パネルディスカッション>
ファシリテーター
福井隆氏 東京農工大学[ふくい たかし]三重県生まれ。日本の過疎集落の再生を地域の現場で研究・提言をし、多くの実績を挙げてきた地元学の伝道者として知られる。とくに、研究者が研究の成果を地域に残さない傾向に対して、《すべては地域に還元》と信条として全国を歩き回っている。農林水産省「農山漁村活性化人材支援バンク」コーディネーター。
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