[2014.9.22]夜のアカデミー「けものワークショプ 〜第一弾〜」
サルの「ウンコ」が山村を救う!? 糞からはじめる獣害対策
人と動物の境界線が複雑になる現代、私たち人間と野生動物との距離、みずからの動物観を意識しながら、どのようにかれらの存在と価値を伝えるのか。エコセンがこれまで取り組んできた<野生動物との共生プロジェクト>として、長い目で見た野生動物との共生について、岐阜・美濃で一緒に考えましょう!
サルに毛づくろいをしてもらったり、サルが食べてる虫を食べてみたり、サルと同じ目線で調査研究をしてきた理学博士の布施未恵子さん(神戸大学農学研究科地域連携センター)をお招きして、地域の方々を巻き込んだサルの獣害対策の現状や、糞の中のタネを使ってその地域にあったサルの森をつくることで獣害を減らしていこうという新たな試みについてのお話を伺います。
会場では実際にサルの糞を分析しそこから見えてくるオモシロい事実を体験してもらう予定です。知っているようで知らないサルの生態やウンチの話を聞きながら、長い目で見た野生動物との共生についてカジュアルな雰囲気で一緒に考えませんか。
その後の交流会はもちろん、宿泊も可能です。(シーツ代1000円/要申込/定員あり)
[ふせ・みえこ]
神戸大学篠山フィールドステーション 地域連携研究員
1980年 長崎生まれ。2003年 鹿児島大学理学部地球環境科学科卒業。2003年 京都大学大学院理学研究科人類進化論研究室博士前期/後期課程。2009年 京都大学総合人間環境学研究科文明共生論講座 研究員。篠山チルドレンズミュージアムスタッフ。2011年2月より現職。
[はぎわら・なば・ゆうさく]
1971年埼玉県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。二十歳のときに、日本のインタープリターの父・小林毅氏に出会って以来、国内外で自然の面白さ、素晴らしさを伝える人=インタープリターとして幼児から大人を相手に様々な環境教育プログラムを展開。99年からは日本、タンザニア、オーストラリアを舞台に自然番組(ドキュメンタリー)制作に携わる。その後、オーストラリアのタスマニア島でエコツアーガイドとして永遠に暮らす予定でいたが、日本でインタープリターを養成する学校が岐阜県にできたことを知り、急遽帰国し、環境教育コースの講師となり、たくさんの学生にインタープリテーションを教えている。2009年、野外自主保育「森のだんごむし」設立、2012年「みのプレーパーク」設立の仕掛け人。
[岐阜県立森林文化アカデミー 講師]
★エコセンけものプロジェクト★
夜のアカデミー「けものワークショプ 〜第一弾〜」 @森林文化アカデミー
〜 サルの「ウンコ」が山村を救う!? 糞からはじめる獣害対策 〜
【ゲストスピーカー】布施未恵子氏(神戸大学農学研究科地域連携センター)
【日時】2014年9月22日(月)18:30-20:00
【参加費】1000円(飲み物付)
【定員】30名
【場所】岐阜県立森林文化アカデミー
岐阜県美濃市曽代88番地
【主催】岐阜県立森林文化アカデミー/日本エコツーリズムセンター
【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター
TEL:03-5834-7966 FAX:03-5834-7972
【お申込み】下記のお申込みフォームまたはファックスでお名前、メールアドレス、ご連絡先電話番号を日本エコツーリズムセンター事務局にお知らせください。ワークショップ終了後は食事をしながらの懇親会もあります(実費)。
【宿泊申込】下記のお申込みフォームまたはファックスで<メッセージ>として宿泊希望と性別をお知らせください(シーツ代1000円。定員あり)。