Mail Magazine★Vol.128
日本エコツーリズムセンター★Mail Magazine★Vol. 128
★2011.10.7★
…………………………………………………………………………………………
読者のみなさま
先週、エコセンのコンセプトワークを福島で実施しました。
津波と原発という複合的な福島の被災の状況を実際に見てきました。
津波の被害は目に見えてわかりますが放射能の被害はわかりません。
一見穏やかな里の風景も、人がいなくなった田畑は荒れ、静まり
かえっていました。
全村避難をしている飯舘村で、作業に戻って来られていた農家の方に
お話を伺いました。来年還暦を迎えるそうです。
ふるさとを思う気持ち、目の前で長年耕してきた畑に背丈より高い草が
生え、獣害や台風の被害への対応ができないこと。ここではもう生活は
できないこと・・。とても複雑な思いがあるなか、別の場所に移り農業を
続けたいと力強く語っていました。
10世代以上前からこの土地に暮らしてきた人たちが、ある日突然“どこか”に
移って住まなくてはいけない。こうした状況を生み出したのが原発です。
とても“平和的”な利用の産物ではありませんでした。
これまで、私たちは原発の恩恵を受けてきました。コンセプトワークでは、
その事実を受けいれ、そしてもう原発を供養しましょう、という話が
出ました。
80年代は原発に頼らない生活を送っていました。その時代も充分豊か
でしたよね。この夏も暑かったですが乗り切れました。
私たちはすでに原発のない生活に一歩踏み出しているのです。原発のない
社会は貧しくもなく恐ろしいものでもありません。
原発がない社会を一緒につくっていきませんか。
私は原発に反対します。 [中垣]
日本エコツーリズムセンターは原子力発電に反対します。
…………………………………………………………………………………………
☆エコセンNEWS☆
★田舎で働き隊・研修生募集中 <残り3地域!>
★エコツアーカフェin神戸「六甲ミーツ・アートの楽しみ方」[10/12 Wed]
★エコセンブックレット「地域を元気にする地元学」
★Twitter(ツイッター)
☆RQ市民災害救援センター情報
☆エコツー関連NEWS☆
★平成23年度四国ブロック「環境NGO・NPOレベルアップ研修」
★平成24年度年賀寄附金・カーボンオフセット寄附金
………………………………………………………………………………………
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆エコセンNEWS☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★田舎で働き隊・研修生募集中!★★
【田舎で働き隊!とは】
農山村の活性化のために人材が必要な地域と、田舎で暮らしたい、
働いてみたいと思っている都市の人材とをつなげる事業です。
【研修内容】
・ 交流事業の企画運営 ・ 地域行事への参加
・ 地区内の交流の促進 など
【研修地域】
今年度から地域協議会が運営を実施。エコセンが研修をサポートします。
・鮫川村地域協議会(福島県東白川郡鮫川村)
・白山白峰伝統文化伝承協議会(石川県白山市白峰地区)
・与論うんぱる地域協議会(鹿児島県大島郡与論町)
【研修期間】10月から6カ月程度
【手当】最大14万円/月(この中から滞在費(宿泊費等)をお支払いいただきます)
【募集条件】20歳以上の健康な男女
【募集人数】各地域1名
【詳細・応募方法】
http://www.ecotourism-center.jp/staticpages/index.php/inaka2011
……………………………………………………………………………………
★★エコツアーカフェin神戸「六甲ミーツ・アートの楽しみ方」★★
この秋も『六甲ミーツ・アート「芸術散歩2011」(RMA)』が神戸・六甲山で
始まりました。このRMAの実施の中心を担う共同キュレーター・高見沢
清隆さんに、旬真っ只中のRMAの見所や楽しみ方をお聞きします。
RMAは山全体がミュージアムとなる現代アートの芸術祭です。その仕掛け
人の一人・高見沢さんは、六甲山で10年以上にわたって自然や人が生み
だす芸術・文化の発信に取り組んできました。
100年の山のレジャー史をよく知る六甲文化人から、これまでの変遷と
その最新型であるRMAの魅力を聞き、そしてその先にある六甲山の
将来像を一緒に描いてみましょう。
【ゲスト】高見沢清隆さん(オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲館長)
【日時】10月12日(水)18:30-20:00
【場所】モンベルクラブ 神戸三宮店 2Fサロン
【参加費】500円(飲み物付)
【詳細・お申込み】http://www.ecotourism-center.jp/article.php/cafe_kb111012
【お問合せ】日本エコツーリズムセンター Tel:03-5834-7966
または、ホールアース自然学校・神戸六甲分校 TEL/FAX:078-891-1162
……………………………………………………………………………………
★★エコセンブックレット「地域を元気にする地元学」★★
すごい勢いで売れてます♪♪ エコセンのコンセプトワーク等で行った
地元学の講演内容等をまとめたブックレットができました! 地域を
元気にするヒントがたくさん詰まった貴重な一冊です。
ぜひお買い求めください。
【目次】
地域を元気にするために地元学を始めよう
・・・福井 隆[東京農工大学大学院客員教授]
阿蘇カルデラツーリズムと地元学
・・・坂元英俊[財団法人阿蘇地域振興デザインセンター 事務局長]
費用は1万円。花見時の商店街に畳200枚を敷こう!
・・・[阿蘇市精肉店・とり宮2代目インタビュー]
地元学からの出発
・・・結城登美雄[民俗研究家]
地域に根ざす生き方
・・・高野孝子[NPO法人エコプラス代表理事]
農山漁村の5つの課題と地元学
・・・福井 隆[東京農工大学大学院客員教授]
【価格】500円
【送料】80円 *2冊以上お申込みの場合は送料無料です。
【詳細・ご購入】http://www.ecotourism-center.jp/article.php/booklet01
【お問合せ】日本エコツーリズムセンター
……………………………………………………………………………………
★★Twitter(ツイッター)へのお誘い★★
エコセンでも、ツイッターをやっています。ぜひフォローしてください。
http://twitter.com/ecotourismjapan
エコセン世話人のTwitterリストもあります。お見逃しなく。
http://twitter.com/ecotourismjapan/sewanin
エコセン一般会員の皆様には「会員Twitterリスト」をつくりたいと思います。
エコセンをフォローしたら、Twitterのダイレクトメールで会員名をお知らせ
ください。Twitterで会員同士新しいつながりをつくりましょう。
……………………………………………………………………………………
☆RQ市民災害救援センター情報☆
●子ども&親子キャンプの募集を始めました
子どもキャンプ:10/8-10
親子キャンプ: 10/29-30
http://www.rq-center.net/announcement/17990
●まだまだボランティアを募集しています!
●12月9日にRQシンポジウムを東京で開催します。
最新情報はHPやRQメルマガでご確認を!
【RQのHP】http://www.rq-center.net/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆エコツー関連NEWS☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★平成23年度四国ブロック「環境NGO・NPOレベルアップ研修」★★
「企画力」「運営力」を高めるワークショップ(全4回)
企画力「場をつくる力」と運営力「場をまわす力」という2つの力を身に
付けていきたいと考えています。
全4回の中で、ワークショップや実習、講義などを織り交ぜながら事業の
企画から運営・評価まで通しで行なうことができる実践的な研修です。
また、各団体で抱えている課題のある企画や事業も取り扱いながら、全員で
課題解決していくこともできます。
「企画力」「運営力」を高めて、魅力的な企画運営を行ないましょう。
【日時】第1回 ~企画の基礎~ 11月5日(土)・6日(日)10:00~17:30
第2回 ~企画のツボ~ 11月23日(水・祝)10:00~17:30
第3回 ~運営の方法~ 12月23日(土)・24日(日)10:00~17:30
第4回 ~評価の基本~ 1月21日(土)10:00~17:30
【場所】ドングリランドビジターセンター(香川県高松市)
【定員】20名 ※定員を超える場合は、通し参加の申込の方を優先します。
【参加費】各回1,000円(資料代、保険代)※宿泊、食事などは各自手配となりま
す。
【講師】菊間彰(よろず体験事務所をかしや)、河野宏樹(環境教育事務所Leaf)、
松野陽平(絆創工房)、村上健太郎(NPO砂浜美術館)
藤井園苗(上勝ゼロウェイストアカデミー)
【締切】平成23年10月21日(金)
【詳細】http://4leaves.jp/archives/2011/09/14160600.php
【申込・お問合せ】NPO法人どんぐりネットワーク 担当:新坂
TEL:087-840-4072 FAX:087-840-4073
……………………………………………………………………………………
★★平成24年度年賀寄附金・カーボンオフセット寄附金★★
平成24年度の年賀寄附金およびカーボンオフセット寄附金配分の
助成申請が始まりました。
申請受付期間は10月1日~11月30日です。
今回は従来の年賀はがきの寄附金3円を5円とし、この増額分2円を
東日本大震災救援復興の特別枠に割り当てています。
【申請受付期間】10月1日(土)~11月30日(水)消印有効
【申請要領・申請書類・Q&A】
http://blog.post.japanpost.jp/csr/2011/08/241011130.html
【意見書】全申請とも申請に当り大臣あるいは都道府県知事の意見書必要
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆メールマガジンへのご意見・ご感想をお待ちしております!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★NPO法人日本エコツーリズムセンター発行 ★4,215★
〒116-0013 荒川区西日暮里5-38-5
TEL:03-5834-7966 FAX:03-5834-7972
HP www.ecotourism-center.jp/
★エコツアー・ドット・ジェイピー★ www.eco-tour.jp
★SNSエコたび★ www.eco-tour.jp/sns_ecotabi/
☆日本エコツーリズムセンターは原子力発電に反対します。☆
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆