日本エコツーリズムセンター★Mail Magazine★Vol.355
★2017.1.16
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読者のみなさま
最近、まちづくり関係の個人や行政関係者、
また地域おこし協力隊の方から、相談を頂くことが多くあります。
そんな時は「どんな地域になったらいいと思いますか?」と
聞くようにしています。
そう、どんな地域を10年後100年後の未来の子どもたちにのこしたいか?
そのためにどんなことをしたらいいか?
たとえば、私は「地域と生きるゲストハウス開業合宿」を
開催して気づいたことがありました。
合宿に参加してくれたかたは最初
「地域の魅力を県外や海外から訪れる人が増えて知ってもらいたい」
「観光客が増えるとか、移住促進になるとかもあります」
それも良いですよね、でも10年以上続ける為には、もっと深いところに
やりがいや、生き甲斐がいるのではないかと思います。
観光地でなくてもいい。
そこにしかないていねいな暮らしがあれば観光地よりも
近い将来は価値があると思うのです。
その土地に住むおじいさんやおばあさんが
子どもの頃に暮らして感じた郷里のすがた。
生まれて歩いて生活したその郷里と範囲
思い出をひとつひとつを村びとと共有するような。
そんな思い出を繋ぎあわせれたら
「桜が咲いて」「蝶の数を数えて」「魚釣りをして」「銭湯に入って」
ただ思い出になる様なただの暮らしを感じて貰いたい。
そのために地域まるごと宿の様に、
おじいさんおばあさんの生き甲斐にも出来れば良いなと思っています。
ただ暮らすように滞在して、日常生活に四季があり
寒い・暑い・悲しい・楽しい・喜び、そんなことを感じたり
ただ、観光客が増えるとか経済が活性化するだけではなくて
おじいさんおばあさんの思い出がそこにはあってそのふるさとをみたい。
桜が咲くころの、この郷里の暮らしをみて貰いたい。
訪れた方と、その土地にしかない暮らしを知ってもらいたい。
もちろん村びとだけのためでもなく、訪れる方にとっても
最初の第一村びと挨拶で、そんなことを感じられる
スイッチが入ることもあると思います。
そんな方の生き甲斐になれるように、
地域みんなでおもてなしが出来るような「地域まるごと宿」になりたい。
そんなまちづくりを行う個人や行政関係者と一緒に共有の想いをもち
そんな日本の宝と言える地域を未来の子どもたちに残していけれたらと思っています。
それが「地域と生きるゲストハウス開業合宿」をしたいと
思ったきっかけです。
【世話人:中村功芳 倉敷まちなか居住『くるま座』有鄰庵 創始者】
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☆エコセンNEWS☆
★エコツアーカフェTOKYO94
ゲストハウスの開業プロデューサーが語る「未来の宿」
経済的な豊かさを超える、心の豊かさを [1/24 Tue]
★サステイナブル・ツーリズム国際認証 秋田フォーラム[2/6~7]
特別開催!サステイナブル・ツーリズム国際認証 業界向け研修[2/4~5]
特別開催!エクスカーション(秋田満喫ツアー)[2/8 Wed]
★リスクマネジメント講習&エコセン安全ミーティング(東京) [2/28 Tue]
★エコセンエコツアー保険募集開始[3/31 Fri]
★連続セミナー『教育と刃物』ヤマケイ新書で発売中!
☆エコツー関連NEWS☆
★棚田にヤギを放して里山の景観を守りたい![1/31締め切り]
★道内のアウトドアに特化した求人サイト「北海道仕事.com」
★やさしい革の話 タンナー工場見学会[1/27 Fri]
★自然体験フォーラム2017 参加者募集[2/3締め切り]
★オススメ!うどん「サシバの里自然学校」
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☆エコセンNEWS☆
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★★エコツアーカフェTOKYO92★★
ゲストハウスの開業プロデューサーが語る「未来の宿」
経済的な豊かさを超える、心の豊かさを
「人とつながり、自分の幸せに出会うこと」を軸とし、
3年で世界52カ国12万人が訪れる施設に成長。現在は
人材育成や、芸術を活かした地域プラットホームづくり
を行っています。 そんなゲストのこれからに迫ります。
【ゲストスピーカー】中村功芳氏
(NPO法人アースキューブジャパン代表理事、有鄰庵創業者)
【日時】2017年1月24日(火)19:00-20:30
【参加費】800円
【場所】 モンベルクラブ 渋谷店
150-0042 東京都渋谷区宇田川町11-5 モンベル渋谷ビル5階
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★★サステイナブル・ツーリズム国際認証 秋田フォーラム★★
持続可能な観光地域づくり~世界の「サステイナブル」から学ぶ7つのステップ~
地域の持続可能性を損なう消費収奪・薄利多売型の観光が問題となる中、
SDGsなど、世界では『持続可能性』がキーワードとなっています。
サステイナブル・ツーリズムは、地域への経済効果のほか、
良好な環境と文化資源への理解促進と保全をもたらすことが期待できます。
日本での「持続可能な観光地域づくり」とは何か!?
秋田県をフィールドに議論を深めます。
【日時】2017年2月6~7日(月-火)
【場所】公立大学法人国際教養大学/あきた芸術村
【参加費】3,000円 ※宿泊・懇親会費等は別途
【共催】サステイナブル・ツーリズム国際認証秋田フォーラム実行委員会
公立大学法人国際教養大学/秋田県仙北市/仙北市農山村体験デザイン室/一般社団法
人田沢湖角館観光連盟/株式会社わらび座
【後援】 観光庁/国連世界観光機関(UNWTO)アジア太平洋センター / 一般財団法人ア
ジア太平洋観光交流センター(APTEC) / 公益財団法人日本観光振興協会 / 秋田県
☆☆特別開催!サステイナブル・ツーリズム国際認証 業界向け研修☆☆
【日時】2017年2月4~5日(土-日)
【場所】公立大学法人国際教養大学
【参加費】13,000円~
☆☆特別開催!エクスカーション(秋田満喫ツアー)☆☆
【日時】2017年2月8日(水)
【詳細】 ホームページ参照
※研修会参加の方はAへの参加が必須です(実地研修)
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★★リスクマネジメント講習&エコセン安全ミーティング(東京)★★
自然体験活動中の事故を未然に防ぐスキル「リスクマネジメント講習」と、
エコセンエコツアー保険加入条件の「安全ミーティング」を開催します。
講習会はどなたでも参加いただけます。ミーティングはエコツアー保険利用を
検討中の方、または利用中の方がご参加ください。
【日時】2017年2月28日(火)
(1)安全ミーティング講習13:00~15:00(2時間)
(2)リスクマネジメント講習15:00~18:00(3時間)
【場所】日本エコツーリズムセンター(東京都荒川区西日暮里5-38-5)
【参加費】
(1)リスクマネジメント講習 3,000円
※テキスト「自然体験活動指導者安全管理ハンドブック」をお持ちでない場合は、
別途1,000円
(2)安全ミーティング 1,000円
【詳細・お申し込み】
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★★エコセンエコツアー保険募集開始★★
誰もが安心して参加できるエコツアーを目指して、エコセンでは
エコツアー事業者のための保険制度「エコツアー保険」を用意しました。
保険に加入することは、単なる金銭的なリスクを回避するだけでなく、
責任あるツアー運営を行うための重要な要素と言えます。
エコセンでは団体会員向けに、年間包括タイプの「エコツアー保険」を用意。
加入者が増えると団体割引も適用されるので、保険料の節約にもつながります。
ぜひエコセンの団体会員となってご利用ください。
【新規加入締切】2017年2月19日(日)
※資料作成には時間がかかります!2週間前までには資料請求ください。
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★★連続セミナー『教育と刃物』ヤマケイ新書で発売中!★★
教育と刃物がヤマケイ新書の本になりました。
タイトルは『刃物と日本人 ナイフが育む生きる力』(税込864円)。
全国の書店、アマゾンなどでお求めください。
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☆エコツー関連NEWS☆
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★★棚田にヤギを放して里山の景観を守りたい!★★
4年前の豪雨災害以降、耕作が困難となっている棚田に、
約300mの牧柵と小屋を設置し、ヤギを放牧します。
ヤギが棚田の草を食べることで雑草を抑え、棚田の景観が維持されます。
また、牧柵と小屋の設置作業は、20日間の「合宿ボランティア」で行います。
これらの活動を行うために、30万円が必要です。
どうぞご支援をよろしくお願いします。
(山村塾:福岡県八女市黒木町笠原地区を拠点に、棚田や森林といった
農山村の豊かな自然環境を守ることをめざし、
環境にやさしい米づくりやいろいろな生き物がすむ森づくりに、
都市と農山村の住民とが一緒になって取り組んでいます。)
【締め切り日】1月31日(火)
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★★道内のアウトドアに特化した求人サイト「北海道仕事.com」★★
「北海道仕事.com」は、アウトドアスポーツや自然体験など
外遊びのプロである北海道内の「アウトドアガイド」に特化
した求人を掲載しています。
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★★やさしい革の話 タンナー工場見学会★★
【日時】平成29年1月27日金曜日 15時スタート
【場所】山口産業株式会社 本社工場
【主催】山口産業株式会社
東京都墨田区東墨田3丁目11番10号
電話番号:03-3617-3868 FAX番号:03-3613-3239
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★★自然体験フォーラム2017 参加者募集★★
今年のテーマは自然と暮らし。
ソトコト副編集長の小西さんに全体会で自然のある暮らしについて
ご講演いただきます。その他も魅力あるワークショップが盛りだく
さん!自然体験フォーラムのFacebookページもご覧ください。
【日程】2017年2月11日(土)~12日(日) 1泊2日
【会場】国立赤城青少年交流の家
【主催】群馬県からっ風「体験の風をおこそう」運動実行委員会
【対象】高校生以上(託児もあるのでお子さんのいる方でも大丈夫です)
【参加費】4,000円(食事代、シーツ代、保険料、資料代など含む)
※別途懇親会費として1,000円ご用意ください。
【締め切り日】2017年2月3日(金)
【お問い合わせ】国立赤城青少年交流の家
TEL:027-289-7224
担当:黛(まゆずみ)・小倉
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★★オススメ!うどん「サシバの里自然学校」★★
農的暮らしを通して新たな価値観を育む体験イベントを
栃木県市貝町で行っている「サシバの里自然学校」。
里山の恵みを活かし無農薬・無化学肥料で育てた自然にも、
生きものにも、人にもやさしいうどんです。
売上の一部がサシバの里作り活動にあてられます。
【商品】里山うどん3パックセット \ 1,200
里山うどん5パックセット \ 2,000
【連絡先】NPO法人オオタカ保護基金 環境教育事業部
サシバの里自然学校(栃木県芳賀郡市貝町市塙720)
電話:090-8500-0348
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好評発売中!! エコセンライブラリー&エコセン前代表・広瀬敏通の本
◇書籍『災害を生き抜く 災害大国ニッポンの未来をつくる』(1,620円)
◇『野生動物インタープリター』(500円)
◇『自然学校「エネルギー・プログラム」アイデア集』(500円)
◇エコセンブックレット『フクシマBOOK』(500円)
◇エコセンブックレット『地域を元気にする地元学』(500円)
◇電子書籍
『アッパーの生き方・暮らし方 アジア奮闘記』
『アッパーの動物記第1部 家畜と呼ばれた愛すべき仲間たち』
『アッパーの動物記・第2部』新発売!
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