[2014.11.26-27]エコツーリズムコーディネーター養成講座・スキルアップ講座
日本各地域性を生かした多くの取り組みを知ると共に、いかに自分たちの力で取り組みを作っていくかを考える機会としてこの講座を企画しました。
■エコツーリズムで地域を元気にしよう!
当センターでは、エコツーリズムを単なるエコツアーを実施するだけでなく、地域のさまざまな課題を解決し、持続可能な地域づくりをする実施ツールとして捉えています。「エコツーリズムで地域を元気にしよう!」を合い言葉に、獣害や野生動物との共生への取り組み、法規制の研究・提言、災害復興支援など、一般的なエコツーリズムのイメージでは思い浮かばない取り組みを展開しています。
■コーディネーターの地域での役割
地域づくりに欠かせない“地域コーディネーター”。資源と人をつなぎ、人と人をつなぎます。
講習会では、エコツーリズムの第一線で活躍する講師陣からコーディネーターに必要な実践的知識とスキルを学び、自身の活動と地域へフィードバックし、地域活性化の推進や課題解決につなげていきます。
エコツーリズムコーディネーター養成講座・スキルアップ講座
【日 時】2014年11月26日(水)~27日(木)
【場 所】荘川コミニケーションセンター(荘川支所内:岐阜県高山市荘川町新渕)
【参加費】4,000円(登録料、保険料、資料代)
(現地までの交通費、宿泊・食費、交流会費は含みません)
【主 催】荘川観光協会
【共 催】 NPO法人日本エコツーリズムセンター
この講座は、「清流の国岐阜森林・環境税」を活用して実施します
【参加お申込み・お問合せ】荘川観光協会 担当:三島 501-5413 岐阜県高山市荘川町新渕446) TEL05769-2-2272 FAX05769-2-3255 Email shokan@shokawa.net
講師
鹿熊 勤 |
得意分野は獣害問題、地域ブランド、実践情報。1960年、茨城県生まれ。自然から生まれた知恵や日本の伝統を記録し伝えてきた自然系ライター。島根県美郷町など獣害に悩む地域へも取材を重ねる。今年は、子どもの刃物離れを危惧する熱い思いからエコセン連続セミナー「教育と刃物」をプロデュース。著書に『葉っぱで2億円稼ぐおばあちゃんたち』、『仁淀川漁師秘伝』、『木を読む』(いずれも小学館)、『江戸和竿職人歴史と技を語る』(平凡社)、『日本鍛冶紀行』(WPP)、『紀州備長炭に生きる』(農文協)など。
[自然系ジャーナリスト/日本エコツーリズムセンター理事] |
中澤朋代 |
岐阜県清見村出身。専門分野はエコツーリズム、地域振興、自然体験活動、環境教育。ホールアース自然学校で、自然体験を指導する傍ら調査研究、プログラム開発や人材育成等に10年程従事。2006年より現職。エコ/グリーンツーリズム・環境教育・自然体験活動を切り口に、実践経験を交えた教育を模索している。
[ 松本大学総合経営学部観光ホスピタリティ学科 准教授/日本エコツーリズムセンター共同代表] |
北川健司 |
岐阜市出身。中部山岳ガイド協会会長、エコツアーガイド、山岳ガイド、アウトドアインストラクター。
[株式会社 アウトドアサポートシステム 代表取締役] |
スケジュール
1日目 11/26(水)
8:30 受付開始
9:00〜19:00 講習
2日目 11/27(木)
9:00〜18:00 講習
※スケジュール・内容は天候やその他の事情によって変更する場合があります
講習内容(予定)
グループに分かれてフィールドワーク。荘川町内の地域資源の発掘・確認します。
観光というベクトルとは異なる、自然・地域・社会とそこに暮らす人々のバランスのとれた“社会企業”として、どのように市場をつくるか実践例を元に学ぶ。
自然や地域での体験活動で起きる事故や災害を想定し危機管理する能力を身に付ける。
地域で活躍するコーディネーターは実際にどんな仕事、動き方をするのでしょうか。人と地域をつなぐコーディネーターになる仕上げです。