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連続セミナー「災害と減災」をベースにしたエコセン前代表広瀬敏通氏の新刊です!

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地域活性化のヒントと実例がここにある。エコセンブックレット誕生!

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[2016.1.9-11]野生動物インタープリター研修会2016in朝霧高原

人と野生動物が共存する未来を目指す!

野生動物インタープリター研修会in朝霧高原

野生動物の調査・研究、ハンティング、観察・解説。野生動物に接するプロに、人と野生動物の向き合い方、活かし方、人への伝え方を学びます。

近年、外来種の増加や、シカ・イノシシ・サルによる農作物などへの被害が重大な社会問題となっています。しかし、多くの人が解決策が見出せないのが実情です。

そこで、野生動物との共存のありかたについて考えられる知識と、課題解決に向けた活動と発信(インタープリテーション)ができる“つなぎ役”である野 生動物インタープリターを養成します。

 

■講習会に期待できること

1.野生動物をテーマにしたプログラム企画ができる

動物を見せないでも楽しめるプログラムや狩猟体験を通じたエコツアーなど、参加者や身近な野生動物と人との関係性、社会背景を踏まえたプログラム企画・実施できるインタープリテーションのスキルアップを目指します。

2.人と動物をつなぐ野生動物インタープリターになれる

動物との距離が近い日本では、軋轢や乱獲、傷病鳥獣など課題が多くありますが共存のありかたについて専門的に伝える役割を持った人材はほとんどいません。アメリカの国立公園などでは、野生動物と共生するためのメッセージを伝える教育者は研究者と別に存在している専門スキルです。

3.地域が求める持続可能で元気な地域づくりのキーマンに

地域の鳥獣害防止や野生動物保護管理計画に住民への啓発は課題解決の1つです。行政研究機関へのヒヤリングによると、複雑化する人と野生動物との関係性を正しく捉え伝えるスキルは、地域ぐるみの対策と持続可能な地域を行っていく上で必要不可欠です。

 

インタープリターの技術を持つ人にとっては、スキルを活かして社会課題に関わるチャンスともなります。市民に地域課題の理解を図る手段として、野生動物インタープリターが活用されることを願って研修を企画しています。

 

■講習会3つのポイント

●学術的・歴史的背景等様々な側面から野生動物を理解する

●全国の事例を学び、自身の地域や活動で、どう活かしていくかを講師とともに考えます

●“伝える”ワークショップから、野生動物と人をつなぐ・人と人をつなぐ秘術を習得する

 

カリキュラム

1日目 

13:00~14:30 野生動物と人の関わり

14:30~16:00 野生動物の痕跡ウォッチング

16:00~17:00 センサーカメラ入門

17:00~18:00 野生動物対策に取り組む各地の事例

19:00~  ライトセンサス調査

 

2日目 

9:00~10:00 野生動物概論

10:00~12:30 狩猟ツアー体験

13:30~14:30 野生動物との向き合い方・活かし方

14:30~15:30 野生動物を伝えるコツ

15:30~  伝える技術ワークショップ1

 

3日目

9:00~10:30 伝える技術ワークショップ2

10:30~12:00 シカの解体と皮利用

13:00~14:30 アイディアワークショップ・終了

 

※スケジュール・内容は天候やその他の事情によって変更する場合があります

 

 

 

講師

井戸直樹

井戸直樹

富士山麓をフィールドの中心としたアウトドアツアーや環境教育と、狩猟や林業を軸と した里山保全活動をおこなう「森のたね」を主宰。学生時代に野生動物と植生の関係性を研究テーマとして生態学を学ぶ一方、現在は猟銃と罠による狩猟活動も行う。野生動物問題の普及啓発に力を入れる一方、野生動物の保護管理にも力を入れている。狩猟や有害捕獲による捕獲に加え、植生や農林業の保護、森林整備をベースとした生息地管理といった広域的な活動を行っている。狩猟者の育成や野生動物資源の活用にも取り組み、野生動物インタプリターという役割で、市民に伝え、地域をつなぐ役割を果たしている。

森のたね 代表/「野生生物と社会」学会会員]

青木雄司

青木雄司

丹沢大山国定公園のビジターセンターで、インタープリターとして15年の活動経験を持つ。 環境省のすすめるモニタリングサイト1000里地調査の検討委員会として哺乳類調査に関わる。 市民参加による哺乳類調査の可能性を模索している。日本哺乳類学会、日本鳥類学会所属。 著書に「丹沢自然ハンドブック」(共著、自由国民社)、「かながわの自然図鑑〈3〉哺乳類 」(共著、有隣堂)、 「鳥との共存をめざして―考え方と進め方」共著、(中央法規)]

日本哺乳類学会会員 /モニタリングサイト1000検討委員]

大橋正孝

大橋正孝

1970年静岡県生まれ。学生時代は冬季北アルプスでニホンザルの調査研究を行う。入庁後は、森林づくりや担い手育成、治山・地すべり工事などの部署を経て2006年から現在の部署に配属となる。2011年にシカ対策研究のプロジェクトチームを立ち上げ、以降、効率的なシカの捕獲技術やわな具の開発、各地域の捕獲のコーディネートなどに取り組んでいる。第1種銃猟及びわな猟狩猟免許所持。 野生動物管理全国協議会理事。2014年から環境省登録の捕獲コーディネーター、2015年環境省認定鳥獣捕獲等事業講習会講師、林野庁森林保護(獣害)研修講師、関西広域連合アドバイザーほか

[静岡県 農林技術研究所 森林・林業研究センター イノシシシカ研究チーム]

小野比呂志

小野比呂志

1973年茨城県生まれ。日本で草分け的存在のホールアース自然学校で理事を務める。富士山麓をガイドして14年。富士山の森がシカにより荒れていくのをみて、狩猟免許を取得、猟師としても活動する毎日。2005年の環境をテーマとした国際博覧会「愛・地球博」では出展ブースのディレクターや会場内の自然案内ブースにチーフインタープリターとして参画し、自然の持つ様々な魅力や問題を人々に投げかけた。 現在は、田貫湖畔に環境省が設置した公設民営の自然学校第1号の「田貫湖ふれあい自然塾」のチーフインタープリターとして、野生生物調査や展示作成、PG企画実施などを通して、「自然」とくに「野生生物」と人をつなぎ、身近な自然の見方を変えるしくみをプロデュースしている。

ホールアース自然学校理事/田貫湖ふれあい自然塾チーフ]

開催概要

野生動物インタープリター研修会

【日 時】2016年1月9日(土)~11日(月・祝)

【場 所】静岡県立朝霧野外活動センター(富士宮市根原1番地)

【参加費】エコセン会員:27,000円、一般:28,000円

※参加費と別途で、宿泊・食費(6,800円)、交流会費(3,000円)がかかります。

※朝霧野外活動センターまでの公共交通機関はありません。基本、自家用車でお越しください。お持ちでない方は事務局までご相談ください。

【主 催】NPO法人日本エコツーリズムセンター

【協 力】森のたね

【申込み】下記の申込みフォームよりお申込ください。

【お問合せ】日本エコツーリズムセンター

TEL:03-5834-7966 Fax:03-5834-7972

 

 

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これまでの参加者 の 声
  • 「野生動物」一つをとってもいろいろな切り口があることを実感しました。

     

  • 人間に被害があるから獣害と呼んでいるけれど、結局は人間の活動によって野生動物に影響を与え、それが結果として様々な問題が起きているということが分かりました。人間と野生動物の両方を考えた対策また普及を進めていかなければと思いました。

     

  • 実際に活動している猟師さんの話が聞けて良かった。地元の猟師さんとの共通点・違う点に気づけました。

     

  • 実際にインタープリテーションをしてみて難しさを感じた。参加者にこちらの伝えたいことを正確に伝えるのは難しいが、仲間と知恵を出し合ってストーリーを考えるのは面白かった。改良バージョン発表会もやりたい。

     

  • (インタープリテーション実習について)勉強したはずなのに…自分が上達していないことに気づきました。実践の機会をつくっていきたいと思います。

     

  • ライトセンサスや足跡の割り箸を使ったたどり方、すぐ仕事の観察会等に活用できそうです。一つ一つの項目を今後また突っ込んだ事例を学ぶ機会があったら嬉しいです。

     

  • いろんな人と知り合えたので今後の活動につなげていきたいと思います。

     

  • 動物自体になれていない一般の人や都会の人にダイレクトに野生動物の問題をぶつけても伝わらないだろうな~ということが分かりました。どうしたら良いのか分かりません。今度教えてください。

     


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