シカやイノシシによる被害はとても深刻で、個体数の調節の為に盛んに駆除がされていますが、その大部分は捨てられています。そこで、若者のセンスで商品企画を行ってみよう!
生態系のバランスの崩れによって日本各地で重大な問題となっている野生鳥獣との共生問題。
日本全国の野生鳥獣による農業被害額は年間で240億円にのぼっています。個体数の調節の為に駆除活動が盛んにおこなわれるようになりましたが、仕留められた獣の肉、と皮の大部分が利用されることなく捨てられていることが明らかになりました。
また、中には革を商品化し町おこしにつなげる動きもありますが、日本人は「革」製品になじみが薄いとされ、特にその傾向は若者から顕著見られます。
そこで、革加工の現場を見学し、その後「こんな製品だったらほしい」という声を集めて商品開発につなげます。
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【工場案内人】 山口明宏氏 皮革タンナー/山口産業株式会社専務取締役
[やまぐち・あきひろ]1967年、東京都生まれ。革職人の傍ら、国内メーカー・デザイナー、そして小売店間の様々な交流を円滑に行うため、2010年日本製造者協議会を設立し事務局として活動。皮革販売サイト「革創庫」の運営をはじめ工場見学会の開催では、小学生から百貨店バイヤーまで年間2,000人の見学者に本革の魅力を伝える活動を行う。墨田区ものづくりフェア実行委員、革のまちすみだ会代表を通じて、墨田区皮革産業を動的社会とし価値向上にも努めている。
【ワークショップ講師】 森 高一氏 株式会社森企画 代表
[もり・こういち]1967年東京生まれ。環境教育、環境コミュニケーションのプロデューサー、プランナー。 1990年からこの分野で活動。エコツーに関しては、92年日本環境教育フォーラムでエコツーリズム研究会を主宰。以降、日本エコツーリズム協会の設立、エコセンの設立に関わる。仕事では、東京ガス・環境エネルギー館の立ち上げとストップおんだん館プロデュース、新宿御苑100周年事業や北海道洞爺湖サミットでの政府展示、オール東京62のエコプロ展などにあたる。
革工場見学と商品企画ワークショップ
【日時】2015年1月23日(金)13:00~17:00
13:00~ 八広駅改札集合
13:30~ 革工場見学
14:30~ 革商品開発ワークショップ
17:00 終了
【場所】山口産業(東京都墨田区東墨田3-11-10)[地図]/八広プラザ
【参加費】無料
【定員】20名
【主催】日本エコツーリズムセンター
【共催】山口産業/革のまちすみだ会/MATAGIプロジェクト
【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター
TEL:03-5834-7966 FAX:03-5834-7972
この活動は日立NPO助成を受けて行っております。