第3回目となる3月5日(水)のエコツアーカフェTOKYOのゲストスピーカーは、『葉っぱで2億円稼ぐおばあちゃんたち―田舎で生まれた「元気ビジネス」成功法則25』(小学館)の著者、鹿熊勤(かくまつとむ)さんでした。
鹿熊さんは雑誌『BE-PAL』に「ゲンキな田舎!」を連載する「ビーパル地域活性化総合研究所」の主任研究員(・・・研究所といっても、鹿熊さんだけの研究所)。葉っぱを料亭などに卸して年商2億円稼ぐおばあちゃんたちや、農産物直売所で1千万円以上の売上をあげるカリスマ主婦などを精力的に取材したレポートは、地域活性化を模索する行政マンも注目しており、『葉っぱで2億円〜』は早くも重版の声もかかろうかという売れ行きです。
カフェは、「ゲンキな田舎!」の実例や取材秘話をはじめ、“田舎”の現状を直接聞ける絶好の機会となりました。
*「エコツアーカフェTOKYO」のこれまでの様子はこちら[第2回][第1回&SOiL CAFEについて]
★第3回エコツアーカフェTOKYO★
ゲストスピーカー:鹿熊 勤氏(編集者)
(ブログ:B級田園生活日記 自然派SOHOライターの日常)
【日時】2008年3月5日(水)18:30〜20:00
【場所】SOiL CAFE(ソイルカフェ)
東京都豊島区目白3-14-19シャンツェ岩倉1F TEL:03-5982-8885
【料金】500円(飲み物付)
【かくまつとむ】1960年、茨城県生まれ。評論からインタビュー、特集企画、通販の文案支援まで請け負う活字のひとり総合商社。雑誌界を中心に生息し、一人称の原稿を筆名のかくまつとむ、三人称の取材記事は本名の鹿熊勤で書いている。ライフワークは自然から生まれた知恵の記録。著書に『仁淀川漁師秘伝』、『木を読む』(いずれも小学館)、『江戸和竿職人歴史と技を語る』(平凡社)、『日本鍛冶紀行』(WPP)、『紀州備長炭に生きる』(農文協)など。
満員御礼となった第3回目のエコツアーカフェ。エコツアーや地域への関心の高さが伺える。
やっかい者の雪をお金に替える方法になった上越市安塚の「雪室」。
たった2本の原木が2億円産業になった和歌山県北山村の在来柑橘「じゃばら」。
古いもの、忘れ去られていたものなどが、今地域に人を引き寄せている。
新しい視点を得たり、見せ方を変えたりすると、魅力がぐんっとアップする。
参 加 者 の 声