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RQ市民災害救援センター活動レポート01 第1回救援会議 |
広瀬敏通 |
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モデレータ 状態: オフライン 登録日: 2009年06月30日 投稿数: 20 |
2011年3月18日
第1回救援会議 昨夜、日本エコツーリズムセンターで第1回救援会議が開催されました。 西日暮里の日能研ビル2階にはすでに救援物資が各地から届いていますが その中の一室のこどもたちの教室に50人を越す団体の代表者の皆さんが 集まりました。 日本エコツーリズムセンター世話人ばかりでなく、 エコリーグ、CONE,JON、地平線会議、都留環境教育フォーラム、 CEPA,日本財団、文科省などなど、多彩な団体や個人が参加して活発に 議論を行いました。参加した皆さんの家族、友人などが被災している 状況もあり、これまでの災害との性格の違いなども感じさせた集まりでした。 3月13日にエコセン災害救援本部(RQ)が結成されたことの報告から モンベルアウトドア義援隊とのネットワークによる活動、 RQ独自の活動などについて話し合いました。 現地活動の体制は一刻も早く支援の手をとどかせたい思いの一方で 放射線の危険にどう対処するのか、一般ボランティアの扱いをいつどのように 開始するのかなど様々な意見が出ました。 RQでは今朝、第1陣15名を現地本部となる仙台モンベルに向けて 出発します。ここではすでに先発隊のくりこま佐々木さんらが 沿岸部の津波被災地の調査を行っています。 仙台以北の谷筋ごとにある集落には支援の手はほとんど届いておらず 避難所すら確保されていないうえ、食料が払底している状況も報告されました。 まだ、一般ボランティアの活躍する段階ではないという声も強い中で、 その仕組みを作ることがわれわれの任務だということも確認されました。 現地には原則として毎週金曜日朝にエコセン〜仙台間の救援便を運行して 救援チームの派遣、物資の搬入を行います。 1.東京本部 エコセンに置いた東京本部では、広瀬、中垣が第1陣になったことで 世話人を中心にした東京本部詰めの体制が作られました。 10〜19時を基本として開設していきます。 物資の搬入、各種問い合わせへの対応、ボランティア情報 被災地情報などを運営します。 2.被災児、住民の全国的な受け入れ態勢 原発20km範囲内だけで4万人もの被災者が移転を求めています。 被災した児童の受け入れも単に住居の提供では不足でしょう。 そこで、全国の多くの仲間が受け入れを自治体ともども表明してくれています。 昨夜は文科省や辻元議員の『ボランティア連携室』などとも つながって、大きなネットワークを構築することが確認されました。 そのプロジェクトの取りまとめをCONEが行う方向で調整しています。 3.支援者のための支援 ボランティアのためのボランティア。被災者への義援金、物資には 支援者であるRQは手をつけられません。そこで、長期的な 支援の体制を確保するための資金確保などについて あらたな仕組みを作ることが確認されました。 エコセン災害救援本部は段階的に 『市民災害救援本部』に名称を変えて、さまざまなネットワークをつないだ 市民レベルでの大きな運動にしていくことになりました。 そのために、RQのメーリングリストがさっそく開始されます。 以上、第1報でした。 【目次】 >>次のレポート |
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