刃物と教育の事情に通じた講師12人による年間リレー式の連続セミナー。第10回は、飛騨高山で「モノづくりを通して社会をよりよくしていこう」の考えのもと、木工の匠を育成する森林たくみ塾の理事長、佃正壽さんがゲストです。 1970年代から稲本正氏らと共に飛騨高山でオーク・ヴィレッジを創設し、木のものづくり、森づくり、人づくりを続けてきた佃氏。1991年に森林たくみ塾を開設し、これまで24年間世界に目を向け木の匠を目指す人たちを育てきました。 今回は、佃さんに匠の技の一篇を紹介いただくのと、木のものづくりにおいての刃物の存在、それをどのように木工職人を目指す若者に教えてきたかをうかがいます。匠にとっての刃物の扱い方と手入れ、その伝承を聞いていきます。
日本に住むかぎり災害は避けられません。その災害にこれまで日本人はどう向き合ってきたのか、そしてこれからどう向き合うべきなのか? 全6回のセミナーを通じて考えていきます。