[2009.01.19]
「エコツーリズムで 地域を元気にしよう!」というテーマで、今年1月に開催して大反響をいただいたエコセンシンポジウム。来年も1月開催を決定しました。
今回のテーマは前回のテーマをより具体的に検証する「エコツーリズムで地域を元気にした10の事例」。基調講演のパネラーは、地域エコツーリズムの「いま」を最もよく知る御三方が登場します。
岩手県・葛巻町は人口8000人の町。そこに年間50万人の人々が訪れることになる持続可能な地域拠点をつくり、文部科学省「廃校リニューアル50選」、毎日新聞社「地方自治大賞奨励賞」(葛巻町)に選出された「森と風のがっこう」代表の吉成信夫氏。
“元気な地域”を日本全国訪ね歩き、そのいきいきとした取り組みをジャーナリスト視点で書いた『葉っぱで2億円稼ぐおばあちゃんたち』を上梓し、今年各界から注目を集めたフリーライターの鹿熊勤氏。
そして、まさに“地域を元気にする”ための処方箋づくりで自治体からの依頼がやまない東京農工大学客員教授の福井隆氏です。
第二部には、3名のパネラーとエコセン世話人、そして参加された皆さんを交えた、エコツーリズムを実践するためのアイデアや課題をディープに探ります。
エコツーリズムに関わる大勢の人たちが全国から集まるエコセンシンポジウムは、新たなネットワークをつくる絶好の機会。ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。なお、席に限りがあり、満席となる可能性もありますのでお早めにご予約願います。
森と風のがっこう代表
[よしなりのぶお]東京都出身。心とからだのつながりを回復する身体手法を学ぶ。CIコンサルテイング会社役員(東京)等を経て、岩手県東山町(現一関市)に家族で移住。石と賢治のミュージアム研究専門員として企画構想段階より一貫して事業を推進。環境教育、NPOの作り方、市民参画による公共施設づくり等のテーマで活動。2001年より、葛巻町の協力を得て、森と風のがっこうを開校。03年に開館した県立児童館いわて子どもの森館長を兼任。
フリーランスライター(ビーパル地域活性化総合研究所主任研究員)
[かくまつとむ]1960年、茨城県生まれ。評論からインタビュー、特集企画、通販の文案支援まで請け負う活字のひとり総合商社。雑誌界を中心に生息し、一人称の原稿を筆名のかくまつとむ、三人称の取材記事は本名の鹿熊勤で書いている。ライフワークは自然から生まれた知恵の記録。著書に『葉っぱで2億円稼ぐおばあちゃんたち』、『仁淀川漁師秘伝』、『木を読む』(いずれも小学館)、『江戸和竿職人歴史と技を語る』(平凡社)、『日本鍛冶紀行』(WPP)、『紀州備長炭に生きる』(農文協)など。
東京農工大学客員教授
[ふくいたかし]1954年三重県生まれ。最終学歴にける専攻は社会調査・社会心理学。現在、中山間地を中心とした地域で、内発的な地域活性化支援を行うと共に、合意形成、農業知財の分野で積極的に各地域において活動中。
●
「エコミュージアムと地域再生」
嵯峨創平氏(環境文化のための対話研究所 代表)
●
「田んぼのがっこう」
加納麻紀子氏(農村環境整備センター)
●
「千葉自然学校」
佐藤初雄氏 (国際自然大学校 代表)
●
「小田急の取り組み」
国安俊夫氏(小田急電鉄(株)CSR・広報部課長)
●
「限界集落で活動する自然学校」
大西かおり氏(大杉谷自然学校 校長)
●
「浜比嘉島」
江本嘉伸氏(地平線会議 代表世話人)
●
第一部3名のパネラーとエコセン世話人、そしてシンポジウムに参加したあなたとともに、日本の地域を元気にしていくためのディスカッションを実施します。
大西かおり 大杉谷自然学校 校長
加納麻紀子 農村環境整備センター
川嶋 直 立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科客員教授
国安俊夫 小田急電鉄(株)CSR・広報部課長
小林 毅 岐阜県立森林文化アカデミー教授/
日本インタープリテーション協会代表
嵯峨創平 環境文化のための対話研究所代表
佐藤初雄 国際自然大学校代表
三好直子 環境教育指導者
山中俊幸 日本エコツーリズムセンター理事・事務局長/
クールインク代表
広瀬敏通 日本エコツーリズムセンター代表理事/
ホールアース自然学校代表
【日時】 2009年1月19日(月)13:30〜18:00
【場所】 国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟402号室
地図で見る
【参加費】エコセン会員:1,000円、一般:1,500円、学生:500円
【お問い合わせ】日本エコツーリズムセンター
TEL:03-6457-3952 Fax:03-6457-3951