[2010.3.20-22]
「環境教育関東ミーティング」は、関東圏で環境教育活動に取り組む方々や関心を持つ方々の、実践発表・情報共有・相互研修と交流を深める機会として2004年から開催し、今回で6回目を迎えます。
今回は、分野を超えて多様な切り口から「行動につながる環境教育」について話し合います。
環境教育や自然体験活動に関心がありながら何から始めたらよいか迷っている人から、これまで実践をしてきた人まで多種多様な人々が集うミーティングです。社会人・学生・高校生など立場や分野、さらには年齢や経験をも超えて「出会いたかった人」「つながりたかった人」のマッチング場を目指します。新しい出会いを求めている方、異分野の方々とつながりたい方、ぜひご参加ください。
プログラム
【1日目・3/20】
◎地元の食文化体験
◎オープニングトーク『いま、改めて問う!?「環境教育」』
【ゲストスピーカー】
小澤紀美子氏(東京学芸大学名誉教授)
広瀬敏通氏(日本エコツーリズムセンター代表理事)
三好直子氏(懐かしい未来ネットワーク 運営委員/ネイチャーゲームトレーナー)
◎参加者プレゼンタイム <実施者募集!>
30分の持ち時間で参加者(個人・団体)による実践・研究活動のプレゼンタイムです。
ご希望の方は、申込フォームの問い合わせ欄にご記入の上、お申し込みください。
【2日目・3/21】
◎分科会(主催者企画分科会)
●行動変容と環境教育「行動につなげる環境教育」(体験学習法の活用)
西田真哉(トヨタ白川郷自然学校校長)
ワークショップ形式で、共に過ごしましょう。そして、「今、ここでの体験」が、各々の行動変容に繋がるのか、否かを確かめましょう。
●ヒトという自然体験〜自然な出産・自然な育児〜
藤坂江里(ぐんま環境教育ネットワーク)
自然な生活と離れてしまった現代社会の中で、一番身近な「自分の中の自然」と向かい合うことになる機会が「産む・育てる」という時間ではないでしょうか。
出産・育児をとおして「ヒト」という動物を改めて体験した、または体験中の人たちと ヒト本来の自然な姿や、産む力、産まれる力、育つ力、育てる力についていろいろなお話をしてみましょう。
●kikyoで計る環境再生「だれにありがとうと言えばいいのか?」
吉田寛(公会計研究所、環境会計・生き物にきく生物多様性)
「誰に仕事を任せれば良いのか?」に応えるのが会計の役割です。環境を損うことなく次の世代に継承するのは、私たち共通の責任です。責任があるからと言って損われた環境を、誰でも再生できる訳ではありません。能力のある人を見出し、任せることが必要になります。
“kikyo”は、環境再生の成果を再びその土地に帰ってきた生き物の種の数に聞く指標です。この分科会では、“kikyo”を通して環境の社会的な位置づけとその会計の仕方をお伝えします。
●行動する社員を育てる環境教育「企業が育てる自然観察指導員」
田邉貞幸(建設会社勤務、NACS-J自然観察指導員東京連絡会)
社員が自然観察指導員に成ることを奨励している企業の事例を参考に、分科会に参加された方々の経験を交えながら「行動する企業市民」の育て方 を探ります。外部向け社員向けに限らず、企業などで実践されている環境教育プログラム事例を紹介していただける方、是非ご参加ください。
●学校教育の中の環境教育「学校とNPO・企業をつなぐ」
寺田正伸(埼玉県越谷私立大袋東小学校)
●受け継がれた“喰う”という営み
ぐんま環境教育ネットワーク
野生動物/害獣、保護/駆除…二局対立で語られやすい生き物との関わりを、「猪土手」と呼ばれる遺構や「あがしし君」(群馬県吾妻地域の猪肉ブランド)といったイノシシにまつわる事例から”温故知新”で模索します。
●あれもこれも環境教育「ゲーム(体験)を通して育む自己決定からの行動」
齋藤剛郎(那須高原自然学校)
何かと難しく考えてしまうことが多い環境教育。では、実際に自然学校などが行っている環境教育はどんなものなのか? 主に小学生を対象とした時、難しい内容では何も伝わりません。実際に楽しいゲームを体験しながら、環境教育について考え、理解していきます。
環境教育や自然体験活動をこれから実践していきたいと思っている方、まったく経験の無い方、そんな環境教育初心者向けの分科会です。
◎交流会
【3日目・3/22】
◎参加者企画分科会 <実践者募集!>
ご希望の方は、申込フォームの問い合わせ欄にご記入の上、お申し込みください。
◎クロージング全体会
2日目の分科会まとめ・報告など、話し合い学び合った3日間をふりかえります。
○期間中、森のようちえん&写真展を同時開催。詳細はこちら
開催要項
【日 時】2010年3月20日(土)~22日(月・祝) 2泊3日
受付開始:20日 12:30~
開 会:13:15
閉 会:22日12:00 (閉会後、昼食あり。料金に含まれす。昼食後自由解散)
【会 場】国立赤城青少年交流の家(群馬県)
※送迎あります
【宿 泊】国立赤城青少年交流の家(ご自宅から通われてもOKです)
【参加費】一般:15,000円(2泊6食、保険代を含む)
学生:12,000円(2泊6食、保険代を含む)
【定員】100名
【対象】主として関東圏の学生、個人、行政、企業、教育機関、NPOなどの
環境教育に関心のある方、どなたでも。
【主催】環境教育関東ミーティング実行委員会
【共催】NPO法人日本エコツーリズムセンター、日本環境教育フォーラム
【協力】ぐんま環境教育ネットワーク、赤城げんき会議、国立赤城青少年交流の家
【後援】日本環境教育学会、群馬県教育委員会、栃木県教育委員会、埼玉県教育委員会、茨城県教育委員会、環境教育ネットワークとちぎ、公園緑地管理財団「プロジェクト・ワイルド日本事務局」、環境省関東地方環境事務所、農山漁村女性・生活活動支援協会
ちらしのダウンロードはこちら
「環境教育関東ミーティング2009」実行委員会
【実行委員長】穴澤剛行 (ふるさと自然塾・ぐんま環境教育ネットワーク)
【監事】西田真哉(トヨタ白川郷自然学校校長)
【実行委員】
浅羽理恵(川口市民環境会議)
金久保優子(日本環境教育フォーラム)
国安俊夫(日本エコツーリズムセンター)
釼持雅信(CCC関東事業部)
齋藤剛郎(那須高原自然学校)
鈴木さとみ(日本生活協同組合連合会)
諏訪哲郎(学習院大学教授)
田川裕則(埼玉県ネイチャーゲーム協会)
田邉貞幸(建設会社、NACS-J自然観察指導員東京連絡会)
茅野恒秀(日本自然保護協会)
寺田正伸(埼玉県越谷私立大袋東小学校)
中垣真紀子(日本エコツーリズムセンター)
藤坂江里(ぐんま環境教育ネットワーク)
宝珠山恭子(ぐんま環境教育ネットワーク)
松井孝夫(尾瀬高校、ぐんま環境教育ネットワーク)
黛徳男(アドベンチャー集団Do!、ぐんま環境教育ネットワーク)
吉田寛(公会計研究所、環境会計・生き物にきく環境再生)
お問い合せ
【お問い合せ】
環境教育関東ミーティング2009実行委員会事務局
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-8-13 今井ビル東館201
日本エコツーリズムセンター内 担当:中垣
TEL:03-6457-3952 FAX:03-6457-3951