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RQ市民災害救援センター活動レポート07 機動力あるRQボラセンに集結を! |
広瀬敏通 |
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モデレータ 状態: オフライン 登録日: 2009年06月30日 投稿数: 20 |
2011年3月23日
登米の天気晴れ。風向北の風 昨夜の雨は雪に変わり、今朝は白い山が眼前に現れました。 21日の雨で地上の放射能量が一気に上がったという情報がありましたが、今朝の宮城でもきっと数値が上がったでしょう。 ちょくちょく余震のある現地ですが、昨夜半の揺れはすこし大きいものでした。震度は4。瞬間的には5程度だった感じですが短い揺れでした。 登米の現地本部ではようやくものすごいエネルギーで動き始めた観があります。 天童市の物資集積基地(アウトドア義援隊本部)からは連日、早朝発のトラック便がとどき、今朝は4トン、2トンなど3台が連なってきました。 荷受けは地元の登米市の若者たちが10数人集まって汗をかきながら笑顔で仕事していました。 一方、10台近い車が登米本部から物資満載で被災地の住民に2〜4往復で届けています。 それも、細やかなニーズを聞きだして必要なものを手渡す手法でRQならではの柔軟さです。 すでに現地の住民と顔がつながり始めたボランティアの方も出てきました。 さらに『物資=モノ』から『ボラ=人』へのニーズの変化が大きく動き始めており、全チームがRQボラセンの設置に向けて場所、条件など調査を始めています。 気仙沼唐桑半島では『森は海の恋人』のフレーズで里海を育てる仕事をしてきた畠山重篤さん家族が、命からがら(本当に奇跡的に!)助かって丘の上の母屋に避難生活をしていました。ご子息の信さんはくりこま高原自然学校の常連です。 無事を喜びながらも家も研究成果も流されてしまい、慰めようがありません。 この畠山さんの紹介で唐桑半島に第1番目のRQボラセンを設置することが決まりました。 さらに志津川、北上、雄勝でも拠点を置く方向で動きが見えてきました。 昨日まで顔も知らなかった人々がRQボランティアという共通のミッションをもつと、すごい団結力と行動力を生み出します。 ボラセンが生まれれば、そこでは2〜50人のボランティアチームが必要となります。それが4つだと100人を越すチームです。 臨機応変で機動力あるRQ現地チームにぜひ、参加してください。 ボランティア用に車が無くとも、毎週金曜日には東京発の便が出ます。 帰りは木曜日。早く帰りたい人は毎日のトラック山形天童便に乗っていけば山形空港にすぐです。 登米からは東北道のバス停まで便を出すことも検討します。 わたしは明日未明に東京に向けて発ち、夕方からの救援会議にぎりぎり間に合うように戻ります。東京で2〜3日調整をして再び、現地に戻る予定です。 その間はくりこま佐々木さんが本部を担当してくれますが、タフな佐々木さんもさすがにバテて来ました。元気で有能な若者たちが本部の総務機能に入ってくれました。楽しみです。 本部の執行チームを担当する仲間もそろそろ来るころかと待っています。 前のレポート<< 【目次】 >>次のレポート |
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